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――…
「はぁ…」
昼休み、僕は屋上へ来ていた。
「チャミ…?」
その声に振り替えると、3年のユノ先輩とジェジュン先輩が仲良さげに腕を組みながら近づいてきた。
「あー、やっぱりー♪どうしたの?ため息なんかついて…?」
「いや…別に。何でもありません。」
「そぅ?まぁ、いいけど。」
素っ気ない返事をしたジェジュン先輩に、ユノ先輩があきれたように言った。
「おぃおぃ…もっと心配してやれよ…?」
「大丈夫ですよ、ユノ先輩。本当に何でもありませんから。」
「そうか…?まぁ…なら、いいんだけど…本当に大丈夫なんだな…?」
「はい。」
笑顔でそう答えた僕にこれ以上聞けないと思ったのだろう…、ユノ先輩とジェジュン先輩は僕の隣に座って昼食をとっていた。
僕は昼寝をしようと横になった。
――バンッ!!
いきなり屋上のドアが勢いよく開きびっくりして起き上がり、ドアの方を向くと、ジュンス先輩が気分良さげにこっちに向かってきた。
「うるさいですね…もっと静かに開けられないんですか…?」
そう言い睨むとジュンス先輩は、僕から隠れるようにユノ先輩の後ろに行った。
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