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「まあまあチャミ。ジュンスは俺がおとなしくさせるから、安心して寝てろ?…なんなら…俺が膝枕でもしてやろうか?」
ニコニコしがらそう言ってくるユノ先輩の隣で、目を見開いて驚いている様子のジェジュン先輩。
僕はそれを見て、ニヤッと黒く笑った。
「そうですね…。じゃぁ、お願いします。」
「えっ!?」
僕が言った言葉にジェジュン先輩がまた驚いた。
「ん?どうしたんだ、ジェジュン?」
ジェジュン先輩の驚きの意味を理解していないユノ先輩がそう聞くと、ジェジュン先輩はハッと我にかえり、なんでもないと言って前を向いた。
「ほらチャミ、ここに寝ていいぞ!!」
まるで、子供をあやすかのようにニコニコしがら自分の膝を叩いているユノ先輩…。
「………子供扱いしてません…?」
「えっ!?いやッ、そんなつもりは…」
そう、低い声で言うと、それに焦ったように慌てるユノ先輩。
すると、いつの間にか僕の隣に座っていたジュンス先輩が僕らのやり取りを見て笑い出した。
「にゃはははッ!!」
「何ですか…?」
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