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「こんなこと…?チャミは自分の恋を…こんなことなんて言うの…?チャミにとってその恋は、その程度なの?」
「…………」
違う…
この恋は本気だ…
でもッ、だからこそ…言えないですよ……
ジュンス先輩は俯いて目を合わせないとしない僕の頬を両手でつかみ、無理矢理顔を上げさせた。
僕、今絶対酷い顔してる…
「違うでしょ?僕らは家族だよ!!僕らがチャミのことを軽蔑するなんてこと、ありえない!!」
ホントに…?
「それとも…僕らが信じられない…?」
僕は思いきり顔を横に振って、ジュンス先輩の言葉を否定した。
「…僕らを信じて…?」
「はぃッ……!!」
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