過去と現在。そして未来…

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凛side …ん…?なんか隣から呻き声聞こえる… きもちわる… 『…と、思いながらも心配しちゃうんだよな…』 心配な為気まずい気持ちを抑えて理央の部屋に行く。 「ぅ…り、ん…」 …呻き声の原因は俺が出てきた悪夢…ってか? 『くるんじゃなかった…』 しかたねぇし部屋もどろ… 「や、だ…」 『はいはい そんなに俺が嫌ですかー…』 「行かないで…」 ん……?あれ?なんで理央起きてんの?つかなんで俺の服握ってんの? 『…』 「…大好きだよ?嫌じゃないよ…?」 ……?意味がわかんない…いきなり何言い出すんだ?しかも好きって… 「…さっき俺が理央の事嫌いみたいな言い方だったから…」 …多分 何いってんだコイツ ってオーラが伝わったんだろうな… 『…説明ありがとう それより俺の事好きってホント?』 「…」 理央は頷いた… やっべ…嬉しいけど信じらんねぇ… 「あ…、あのね…?さっき夢で…」 夢…? 「凛がでてきたの…」 *** …理央が夢の中の事を話してくれた…正直驚いた。 だって最後の「お兄ちゃんは俺のだ」って言葉は俺が理央と付き合ってた女に対して嫌がらせして別れさせた時に言った言葉だから… 俺の記憶が正しかったらあの言葉を言ったのは一回だけ だから理央がその事を知るはずがない… 「凛…?」 『…あ、ぅん?』 「どうかしたの…?大丈夫…?」 あ~…いきなり黙ったから心配したのか… 『大丈夫だよ』 「…よかった」 とりあえずニコッと笑いながら言えば少し驚いたような表情をしてたけど安堵したように笑ってくれた。あ、そういえば理央に笑いかけたの久しぶりだから驚いて当然か…
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