序章─スベテノハジマリ

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とある場所に、 絶対に入ってはいけない 「さまよいの館」と呼ばれる無人の館がある。 数十年前、その時はまだその館に一人の老人が住んでいたが、その老人が病死してしまい、館には誰もいなくなった。 しかしその老人の死後、館には奇妙な現象が起こるようになった。 誰もいなくなった館、これはチャンスと思い、老人の物だった物を盗もうとする泥棒や、肝試しと言って遊び半分で館に侵入する若者。 これらの者達が全て行方不明になっていた。 数十年たった今でも、その者達は未だに見つかってはいない。
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