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屋上は開かずの扉(鍵が閉まっている普通の扉)により、普段は入れないが、俺はそこの合鍵を使って入っていく。
ちなみに、合鍵は専門の"奴"に作ってもらった。
重い扉をゆっくりと開け、青い空の下へと降臨する。……なんかこう言うと中二病みたいだ。
再び扉に鍵を閉め、辺りをみると先客が2人いた。
「やっほ、コウ」
「おーアッキー。うぃっす」
1人は篠原亜紀。セミロングの黒髪に、若干丸顔で、肌が白い。身長が中学生1年並の低さだ。よくぼんやりして、人の話を聞いてないことがある。
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