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身仕度を終えたアルティマは、クラウドの肩に触れる。
「ディメンジョン」
景色はログハウスの中から視界総てを覆う城へと変わる。
そして目の前には大きな門と、その両脇に門番が甲冑を身に纏い槍を持って、仁王立ちしている。
彼達は閉まっている門に向かって歩き始めた。
「貴様たち何者だ!」
一人の門番が彼達に矛先を向けた。
するともう一人の門番が慌てて矛先を彼達に向けている門番に怒声を浴びせる。
「馬鹿野郎!この方が誰か分かってやっているのか!」
怒声を浴びせた門番は矛先を向けた門番の頭を持って、一緒に深々とお辞儀をし始める。
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