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「よぉ爺さん。
ひさしぶりだなー。半年ぶりか?」
「爺さん呼ばわりするでない!!
国王に対してなんて口の効き方じゃ。
で、今日はどんな用件で参った?申せ。」
「おぅ、そうだそうだ。今日この坊主を草原で見つけたんだがどうも様子がおかしいいんだ」
アルティマはこれまでの出来事を簡潔に述べた。
「ほう、そりゃ珍しいのぅ。
そこの…クラウドと申したか、儂はラルク・ギリシア・ナトスと申す。一つ質問したいのじゃが貴公は生きたいか?」
クラウドは少し戸惑い気味に首を縦に振った
「そうか。アルティマよお前がクラウドを育てなさい。」
「何でそうなる?」
「それが一番良いじゃろ。孤児院に連れてくのも可哀想じゃし此処で殺すか?」
「そうだけどよぉ…」
「決定じゃな。」
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