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彼は草原の中へ進む。
すると彼は自分以外の人影が在ることに気付く。
(此処に人なんて珍しいな。)
彼の目線の先には裸体の幼い少年が草原で眠っている。
少し疑いつつも少年に近寄り、様子を確認した。
「おーい。生きてるかーこんなところで眠ってると風邪引くぞ。」
少年の頬を軽く叩いてみたが特に反応はない。
首元ん触ると脈打っている事がわかり、生きてる事がわかって彼は、少し乱暴に少年を揺する。
「…っ」
少年はゆっくり目を開け、むくっと起きては目を擦った。
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