挑戦

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バシャッ―… 下校時、生徒が教室から 少しずついなくなる中 水音が響いた 「あ…ごめん 手滑った。」 なんてのは、嘘だけどな だってわざとだもん 「ちょ…っ…望愛!! 大丈夫!?」 水をかぶった彼女の綺麗な 髪から水が滴った 彼女は前髪を かきあげ“大丈夫”の意を 表すためかニコッと笑った 「ちょっと、椎乙 借りてくね神楽」 腕を強引に掴み 教室から彼女を 連れ出す 全て計算通りに 事は進んだ
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