出合い
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カオルは真っ直ぐ喫煙室に歩いて行く。 長い髪がゆらゆらと揺れる。 黒いセットアップに身を包み、誰の事も気にせず、颯爽と喫煙室に入った。 皆珍しそうにカオルを見ていた。 どこも悪そうじゃないよねって、コソコソ噂されていたけれど、本人はさほど気にはしていない様子だ。 だけど僕は見ていたよ。 その、左手にある無数の傷痕。
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