現在(キョウ)と未来(アシタ)のプロローグ

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「おーきーてー」 遠い意識の中、はっきりと声が聞こえる 「ねぇ、学校に遅れちゃうよー」 どこか聞き覚えがある声 「もう布団引っ剥がしてやるー」 ていうか頭ガンガンするな・・・ 「って寒!」 すでに布団は床に叩きつけられていた 「やっと起きたー。おはよう、お兄ちゃん」 そこには屈託の無い笑顔 「その起こしかたは止めてくれ・・・蓮華」
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