小説の基本的なルール

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小説の基本的なルール

 ケータイ小説を書くとしても、紙と本の小説と同じようにルールを守るべきだと思います。小説はルール無用だ。という方も仰いますが、文法的な正否は存在します。    どこに行ったって常識やルールはつきまとうのです。「人間」に読ませるものを書くのですから。仕方ない。「ルール守るのなんてメンドーだ!」と思っても、一から自分ルールを構築することの方が面倒です。先人が作って下さったレールがあるのですから。そこにあやかりましょう。  小説のルールを守るのは。読者の安心の為と、視覚的な美の為でもあります。  「ケータイ小説の上位に位置している作品は、小説のルールなんて全く守っていませんがー!?」と、思うでしょう。そうです。しかし、だからこそ現在の上位作品は叩かれてしまう。赤信号を堂々と渡っている、ケータイ小説上位者達が描く作品は、それはルールを守っていないのですから。目立つのは当たり前です。しかし、小説のルールを知っている。「赤信号は渡ってはいけない」と知っている人間は、その作品を叩くのです。  「安全な小説」を書きましょう。  この本はあくまで私の持論・一般的な考え。でしかありません。この本を完全に鵜呑みにするのではなく、色々な本を読み。沢山の方と語り合い。あなたの作品を煌かせる為の安全な自分ルールを構築していって下さい。 1・字下げ 2・空白改行 3・ト書き、地の文 4・ルビ 5・「!」「?」 6・三点リーダー、ダッシュ、伸ばし棒 7・句読点 8・段落 9・人称 10・暗黙のルール 11・数字 12・記号 13・括弧 14・かぎ括弧
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