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『あの、ほら。この間、僕、君の学校に行ったお?』
ζ(゚、゚;ζ「ええ」
『そのときに、僕、ほら、あー、あれ。うん』
ζ(゚、゚*ζ
ζ(゚、゚*ζ「女の子ナンパしまくったから出入り禁止喰らったんですね」
『ぎくうっ!』
ζ(゚、゚*ζ「ぎく、って自ら声に出しますか、普通」
『……だーから、ね、えっと、デレちゃん……』
ζ(゚、゚*ζ「……大体予想つきました。私が直接キュートちゃんに確認して、ビンゴだったらVIP図書館に連れていく。で、いいですね」
『オッケーオッケー、後でご褒美のハグをしてあげるお』
ζ(-、-*ζ「結構でーす」
通話を切る。
はて、どうやってキュートに本のことを訊ねようか。
第二話 あな美しや、恋愛小説・後編
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