第二話 あな美しや、恋愛小説 後編

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ζ(゚、゚;ζ「キュートちゃん!」 o川;゚□゚)o「……!」 ようやくキュートを捕まえられたのは、放課後、下駄箱の前だった。 ***** o川*゚□゚)o「――本……?」 並んで歩きながら、デレはキュートに本のことを訊ねた。 びくびくと怯えているキュートの姿を見ていると、気の毒で仕方がなくなってくる。 敵意は無いのだと信じてほしくて、デレは笑みを浮かべた。 ζ(゚ー゚*ζ「うん。花柄の本。作者さんが、クックルさんっていってね……」 o川*゚□゚)o デレを見つめて、ぱちぱち、瞬き。 それから、「知ってるよ」とキュートが答える。
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