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ζ(゚、゚;ζ「キュートちゃん!」
o川;゚□゚)o「……!」
ようやくキュートを捕まえられたのは、放課後、下駄箱の前だった。
*****
o川*゚□゚)o「――本……?」
並んで歩きながら、デレはキュートに本のことを訊ねた。
びくびくと怯えているキュートの姿を見ていると、気の毒で仕方がなくなってくる。
敵意は無いのだと信じてほしくて、デレは笑みを浮かべた。
ζ(゚ー゚*ζ「うん。花柄の本。作者さんが、クックルさんっていってね……」
o川*゚□゚)o
デレを見つめて、ぱちぱち、瞬き。
それから、「知ってるよ」とキュートが答える。
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