第二話 あな美しや、恋愛小説 後編

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o川*゚□゚)o「丁度、読んでるところ」 ζ(゚ー゚*ζ「ほんと?」 o川*゚□゚)o「うん。図書室で借りたもん」 ζ(゚ー゚*ζ「図書室……?」 o川*゚□゚)o「正確には、借りたっていうか……。借りようと思ったとき、司書さんも図書委員も揃って司書室で仕事してたの。わざわざ呼ぶのも面倒だったから、こっそり借りてこっそり返そうかと」 ζ(゚ー゚;ζ「ああ……なるほど」 それで貸出記録に何も書かれていなかったわけだ。 「内緒にしてね」とキュートが言うので、デレは苦笑して頷いた。 ζ(゚ー゚*ζ「その本、ちょっと見てみたいな」 o川*゚□゚)o「あー……ごめんね、家に置いてきちゃった」 ζ(゚、゚*ζ「ありゃ。そっか」 o川*゚□゚)o「……」 o川*゚□゚)o「うち、寄ってく?」 *****
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