第二話 あな美しや、恋愛小説 後編

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とあるマンションの3階、一室。 素直宅。 o川*゚□゚)o「ただいまー」 ζ(゚ー゚*ζ「お邪魔しまーす」 川 ゚ -゚)「……ん、いらっしゃい。キュートの友達か?初めて見る顔だ」 ζ(゚ー゚*ζ「はい!長岡と申します」 川 ゚ -゚)「長岡さん。狭いところだがゆっくりしていってくれ。今ジュースを持っていこう」 一番奥、キュートの部屋へ行く。 全体的にピンク色。 可愛らしい内装、小物。 こてこてな女の子らしい室内に若干の感動を覚えながら、デレは腰を下ろした。 ζ(゚ー゚*ζ「さっきの人、キュートちゃんのお姉さん?すごく綺麗だった」 o川*゚□゚)o「うん。美人でしょー。とっても優しいの。……最近、何だか苛々してるみたいだけど……。……あ、これこれ」 キュートがベッドの上から一冊の本を拾い上げた。 どうぞ、とデレに渡す。
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