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イケナイ事
『えーっと、ゆぅちゃん?』
『あ、はいっ…そーたさんですよね?』
少し話しをしたところで
僕はくるくるバイクの周りを歩いて写メ撮らせてもらっていた
『そんなバイク好きなん?』
と。嬉しそうに笑うそーた。
『乗る?ドライブしよう』と
言ってくれたものの…
僕の身長は154センチしかなく、そーたのバイクには小さすぎて乗れなかった
縁石まで行き、乗せてくれた
ドライブ。と言っていたのに行き先はイケナイ場所。
そーたの大きな背中にしがみつき、バイクに乗ると不思議と落ち着く
頭はダメだダメだと思っても次第に心は頭とは真逆の事を想いはじめた
そして
僕は貴方を忘れられない身体になってしまった
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