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幼き大魔導師、『エルール』は、不思議な力である魔法が存在する世界、『ディストピア』で知らぬ者が居ない程に有名であった。
ディストピアとは……地球とは遠く離れた、宇宙の果てに点在する、命栄えた美しい惑星である。
外見は地球と類似しているが、僅かながらディストピアの方が緑豊かで綺麗であろう。
何故なら、この惑星ディストピアは地球のように技術が発達しておらず、自動車や電気機器といった文明の利器が皆無に等しく、有害となるガスを生み出すことが無いからである。
しかし、そんなディストピアにも確立した力……『魔法』が、人類の支えとなり、生活する力を与えていたのだ。
話が反れてしまったが、本題であるエルール=ラディリスの物語について今回は語らせて頂く。
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