第一章

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「この辺りか…」 「しかし日本ってのは醤油臭い国だな」 「御託を言うなさっさといくぞ」 海都町 午後7時30分 金曜日 チャリーン 「あぁっ!! 俺の百円玉がぁっ💦」 人通りの少ない夜の路地裏で極々普通の高校生 『霧崎臨』は自然と大声をあげていた 「俺の最後の小遣いがぁ くそっ とれるだろぉが」 チャキ 「あ? なんだこれ? どっかのゲーセンのメダルか?」 それは少し赤いなにかの絵が書いてあるメダルだった
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