序章 遅刻

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「汚れを落とすために六階の武器の掃除場に置きっぱなしじゃなかったか?」 「そーいえばそうだった!!」  刀が血で切れ味が、悪くなったから水につけてたんだった。  自分でしたのに忘れてたよー。でも良かったー。 「じゃぁ、六階から行こうか」  エレベーターに乗り込み、六階に向かう。  そして、自分の刀を探す。 「あったー♪」  綺麗になった刀を、拭く。  あー綺麗♪ 嬉しいなー。 「サクラって刀が大好きだね」 「そーいう、桃香ちゃんも日本刀じゃない」  桃香ちゃんは二刀流。私は一刀流だ。  一本で戦うのに慣れたからさ。  因みに、春君は銃で戦っている。当たるとヤバい!! 「次は練習場だね」 「うんっ!!」  今日も桃香ちゃんと戦うことになりそうだなー。桃香ちゃんは強いからなー。
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