共犯な俺と人質な彼女

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と返してくれたのが、中学の時の同級生の、 七宮 大洋 ナナミヤ タイヨウ 中学の時は不良グループに属していて、ケンカも強いが頭もキレる奴で、そんな不良グループの中でも一番仲良く、可愛がってもらっていた。 「元気してた?」 「元気元気。……そうだ!今暇?」 「暇だけど」 「なら遊びいかない?」 「まぁ、帰って暇だしいいよ」 特にする事もないので、大洋の誘いを受ける。 これが俺の人生の転機となるなんて、この時は思いもよらなかった。
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