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みんなは悪くない。何にも知らないで必死に生きているのに…私1人のせいで、死なせるわけにはいかない。
龍「みんなが死ぬと、お前も死ぬんだよ?」
柚月「私たちは…一族なしでは生きられない…」
龍「蝶がお前の運命だ。運命はかえられない」
だからといって…人間を滅ぼすなんて…。
柚月「考えさせて…」
龍「いい返事を待ってるよ」
それだけ言い残し、彼は道場をあとにした。
柚月「……っ…どうして、私の目の前に現れたのよ!!」
床を叩き、嘆き叫んだ。
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