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目がクリッとしてて、
色白で坊主。
すれたトコもなくて
「少年」って言葉がぴったりのおとこのこ。
初めて会った時の記憶すらないほどの昔に出会い、
気付いた時には横にいた。
タクとは、毎日 毎日
夕日が沈むギリギリまで遊んだ。
学校で会うのも、
帰ってから一緒に居るのも、
全部が当たり前だった。
きっと2人はこの仲良しのまま大人になって、
そう、いつか
恋人同士と呼ばれ、幸せになる。
なんにも知らない子供の私は、
未来をそんな風に 夢見ていた。
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