いじめなんて(中学生編1)
1/1
読書設定
目次
前へ
/
51ページ
次へ
いじめなんて(中学生編1)
ドアの前は嫌いだ。なぜならそれを開けると人と関わらなければならないから。それが例え家の玄関のドアであろうと、リビングのドアであろうと。 どこかに入る前は決まって嫌な気分になる。例外は自分の部屋に入る時。なぜなら一人になれるから。 教室のドアは例外ではない。他のドアと同じだ。けれど入らなければならないのだから、入るしかない。ため息を一つついた後、吉崎香緒里は教室のドアに手をかけた。
/
51ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!