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十月二七日の出来事である。俺は普通の高校に通い、普通に友達と話し、普通の人生を送っていた。このままで良かったのだ。普通のままの日常でよかった。俺はただ普通の人生を歩みたかった。なのに―――
「何だよこれ、何なんだよこれ!」
突然だが俺の前に日常では到底あり得ない、巨大な化け物が現れた。
化け物は俺を殺そうと殺気を纏い迫ってくる。正直意味が分からなかった。なんで俺が狙われる?なんでこいつは俺の前に現れた。俺はどうしたらいいんだ?
自問自答を繰り返しても答えは出ない。ただ一つ分かることは、俺はこの化け物に殺されるかもしれないということだけだ。
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