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君はまるで月のよう。 夜空で光り輝く美しい月。 君を手に入れたいとどれほど願ったことか。 どれだけ手を伸ばしても、手に入れる事も触れる事すらも叶わない。もどかしい思いだけが募ってゆく。 でも、僕にもやっとチャンスが巡ってきた。君が深い悲しみを抱え、泣いていた時。僕は勇気を振り絞り、話し掛けた。 いきなり現れた僕に最初は戸惑っていた君だけど、話しているうちに次第に心を開いてくれた。
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