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「わかんないのは、お前だ。」
今までの話を聞いていた洸太が真顔で言った。
「だいたいお前は、女を何だと思ってんだよ。」
「そんなの当たり前じゃん。『ヤレる』か『ヤレないか』だよ。じゃなきゃ一緒にいても意味がないし…向こうも初めはセフレでいいって言うくせに、何回かやると急に彼女ヅラすんだよな…マジでめんどい。」
溜息交じりに言うと、洸太は言った。
「お前さぁ、マジでいつか刺されるよ。ってか、俺たちを見習えよ。もう2年になるって言うのに、変わらないこの関係!亜季と俺を羨ましいとか思わないの??」
「はぁ…全然全く。っつか、早くやることやれよ。」
「はぅあっ!!…いや、いーんだよ、俺は…。まだ亜季をそういうことして汚しちゃいけない気がする…。亜季はなぁ…そういうのとは違うんだよ…」
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