えぴそーど1

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悪い方に考えるのが悪い癖だと、姫に言われたばかりなのに...。 遠く鳥の鳴き声がする方をながめ、一つため息をつく。 姫は僕の服を選び、 僕が着たのを確認し お父様との食事に向かった。 一緒に食事をする事を お父様は良く思わず、 僕は 与えられた檻での食事。 未だ慣れない食事は、 姫の教育係の人に付き添ってもらいながら摂る。 光を失った当初は、 全く分からず、 ぼろぼろ零し なかなか食べられなかった...。 いまでは、だいぶ上達した。 二ヶ月前の何時間もかかっていたのが嘘のように 30分程度で食べ終え 食後の珈琲をすする。
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