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時刻は夜の11時近くだった。亜美は時計を見ておどろいた。
「あ!こんな時間だ!帰らなきゃ」
「もうこんな時間か。」
「あのさ昌俊。」
その時、昌俊は亜美に急に名前で呼ばれておどろきを隠せなかった。
「え、な、何?」
「交換日記しない?」
「メールじゃだめなの?」
「あたし、携帯持ってないんだ。」
亜美ははずかしそうに言い、昌俊は納得し、
「いいよ!」
と明るく答えた。そういうと亜美はカバンから使わなそうなノートをさがし昌俊に渡した。
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