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小山が話おわった瞬間、遠藤は昌俊に向かって
「いつでも相談のるからな。」
「だからちがうって」
昌俊はだんだん顔が赤くなりさっきよりからかわれていた。でも昌俊はこんな友達だがすごく信頼している。
学校の授業で古典を受けていた。昌俊はどちらかというと理系なのでいつもこの授業は睡魔がおそってくるのだがめずらしく集中していた。
今は「徒然草」をやっていた。春、夏、秋、冬の構成になっている。今は春のところを勉強していた。
先生が急に春の花について語り始めた。種類は、結構多いのだか 橘 ・ 山吹 などがある。昌俊はこれを聞いた時、偶然だと思っていた。内心、喜んでいた。でも先生が春の季節ではない花があるといい、昌俊はあまり気にしていなかった。
だか先生が橘の花がその一つだと言った瞬間、昌俊は
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