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その日、部活も終わり一人で夜道を帰っていた。家に着いて、小山に言われたことを振り返っていた。
昌俊は、告白の仕方がいまいちよくわからず、ドラマの台詞やラジオを聞いて考えてた。
ラジオで、送られてきた手紙を読み、それを聞いてナレーションの人が答えるといういつでもやっていそうな番組を流していた。
「次の相談は、青空さんからの恋愛についてお便りが来ています。」
ナレーションの人はが喋り出す。
「あたしは、今恋をしています。告白の場所と、どう告白したらいいか、わかりません。教えてください。」
今の彼と同じ悩みをもっている人がいて、昌俊は、ラジオの音を集中して聞いた。
「私は女ですが、場所は、二人が一番関わりの深い所がいいと思うな。」
少し、小山の言っていることに近かった。
「今は携帯電話とかあるけど、自分の意志はしっかり伝えた方がいいから直接の方をお勧めするよ!であとは、さりげなくつたえる!それで」
昌俊はこの後のラジオを聞かず、自分の意志しっかりもって伝えることにした。
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