二人の自転車

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翌朝、いつものように青空が広がっていた。雲ひとつなく。 学校に行くまでに、小山に会った。彼がこんな朝早くいるのは、めったにないことだった。 「あれ、早いね!どうしたの?」 「最近のお前にちょっと話があってな。遠藤がいるとなかなかゆっくり話せないからね。」 昌俊になんかあるといつも小山が助けてくれていた。彼、自身昌俊が心配だった。 「お前、今交換日記とかしてんの?」 「なんで?!知ってんの!」 「まぁ、いろいろな。」 「話は何?」 「お前、告白するの?」 「なんだよ、急に」 昌俊は笑っていたけど小山は本気で聞いていた。「あのな・・」
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