彼女との日々

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亜美が会場に着いた時、だれもいない会場の中で一人残っている昌俊がいた。話かけずらかったが亜美は、昌俊の肩を優しく叩いた。 「お疲れ様。」 「負けちゃった。最後だったのに。」 「昌俊はよくがんばってたよ!練習だってしっかりやってたじゃん。」 「俺、やっぱダメだった・・」 昌俊は涙をこらえきれなかった。 亜美はそっと体を抱き寄せた。会場のだれもいない中、一人泣いている声が聞こえる。
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