そばにいるから

曇り空からの太陽

ホームルームが終わってあっという間に授業が終わる。そして部活。そんなはやばやとした生活に昌俊は飽き飽きしてた。
いつものように部室にいき今日の部活のメニューを話たりしていた。昌俊が入っている部活はバレーボール。ポジションはレフト。簡単にいうとスパイカーだ。今日もきつい練習が待っていると思いながら体育館にはいるとちょっとだけ騒がしい。バトミントン側からだった。うちの体育館はバレーボールとバトミントンで二つに分かれている。
｢なんかあった？｣
バトミントン部のやつに聞くと、新しい女子部員が入ったらしい。しかも三年生。先輩の話によると彼女は転校生。
昌俊はあまり女子には興味なくなにもなかったように、すぐにバレーボールを手にして壁打ちをはじめた。