彼女との日々

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「今度二人でどっかいかない?」 「いいよ!そうだな、 映画見に行きたいな。」 「映画か、どんな映画がいいの?」 「ちょっと決めるの待っててもらってもいい?日記に書くから!」 「わかった!」 初めてのデートの誘い。誘うには勇気がいて、自分も相手のことも考える難しい行事だった。昌俊はわくわくしていた。 その日は、デートの約束をしてから、この場所を後にして家と向かいだした。 「亜美、夏休みに入るけど日記どこで渡す?」 「そうだね。どうしようか。」 「公園はどう?初めて会った。」 「いいよ!遊具とかの中?」 「うん!それでいいと思う!」 「わかった!」 学校も残りわずかだった。夏休みという長い休みも始まる。そして、亜美の試合も近くに迫っていた。今度は俺が彼女にお返しする番。精一杯がんばるつもりだ。 空は、暗い夜空と少しオレンジがかった夕空が二つに別れていた。
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