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その日は、昌俊は練習がなく、亜美の練習が終わるまで、小山と遠藤で時間を潰していた。
そしてとうとう遠藤に昌俊の彼女のことをうちあけた。
「え!昌俊に彼女!女の子に興味がなかったお前が!」
「そんな驚くなよ。」
「だってさ。びっくりじゃん!」
遠藤の行動がオーバーリアクションにも見えたが、こいつはマジだった。
「実は年上なんだ。」
「いや、またとんでもないとこいったな。その人部活入ってるの?」
「バトミントンだよ。」
「そっかぁ。まぁよかったな!恋がみのって!」
「ありがとう!」
遠藤と昌俊が話してる間に小山は飲み物を買いに行っていた。
「昌俊の恋愛が成功するように乾杯するか!」
三人に飲み物を渡し、乾杯をした。
小山が昌俊にさりげなく聞く。
「お前さ、キスとかしたの?」
昌俊はあの時の光景が頭に浮び、口の中の、飲み物が出そうになった。
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