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家に帰って日記の書く準備をする。
一日、一日が深い日常になっていった。初めは日記を書くのに、時間がかかっていたけど、書く内容がありすぎて、一ページでは足らないほど書ける。
今日の出来事は、自分の気持ちも交えながら、夜の線香花火のことを書いた。
今までもあの風景が見える。
あの時の俺は、表面には出してはいなかったが、心臓がエアバックのように飛び出しそうだった。でもあんな近づいたのは初めてだ。
そんなことを思いながら、日記を書いていた彼だった。
亜美は家帰ると、椅子に座った。
その座る瞬間がなんだかちがかった。まるでどこかを痛がるように・・
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