光のような努力と暗闇の中の雨

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亜美の試合が近づいていた。あと二週間はあるだろう。カレンダーを見ながらそう思った。 デートも明日に控えていた。 今日は彼女の自主練を付き合う日だった。 朝の空模様は青く広がっているの空の中に、もくもくしてその中には王国がありそうな感じな雲。見ててさわやかになれる。 学校へ行き、日記を入れてから教室に向かった。いつもの二人が俺に向けて走ってくる。 「昌俊!売店いくぞ!」 「なんだよ!急に!」 小山と遠藤に手を引かれ、売店へと向かった。 売店とは、学校の中にある店でパンや、文房具などが売っている。俺はあんまり行かないので新作とかよくわからなかった。 「やっぱ、間に合わなかったか。」 「何が?」 「スーパービックカツサンド。」 「何だよそれ?ふつうにコンビニで買えばいいじゃん。」 「やっぱ俺は知らないか。」 二人はスーパービックカツサンドについて教えてくれた。新作らしく爆発的人気で、ふつうのカツサンドの三倍で一日限定30個らしい。 俺はあんまりほしくなかった。売店についた時は売り切れていた。 「次は絶対買うからな!」 二人の気合いの入れ方にあきれた。
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