光のような努力と暗闇の中の雨

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部活の時の俺はなんだか調子が悪かった。先生にもいろいろと言われ、気分がさがっていた。 そんなさえない部活が終わろうとしていた。 バトミントン側の方を見ると、亜美の顔つきが痛そうに見えた。 自主練の時間がやってきた。俺は、さっきまでの気分を切り替えて、彼女の手伝いを頑張ろうと思った。 俺が亜美の所に行こうと体育館のドアから覗いてみた。 彼女は練習をやりながら、以上に腰を手で押さえていた。スマッシュを打つとジャンプで着地した時の顔はどこか痛そうな顔色をしていた。
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