光のような努力と暗闇の中の雨

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歩いている彼女はもう大人みたいな感じだった。それと反対に俺はまるで子供のよう。 「昌俊、売店の新しいパン知ってる?」 その時、あいつらと超急いで買えなかった噂のパンを思い出した。 「スーパービッグカツサンド!」 「そう!それっ!」 俺は少し勝ち誇った感じになった。 亜美がそれに対し頼みごとをしてきた。 「食べたいなぁ。」 「え?!」 「昌俊買ってきてくれるのかなぁ。」 俺は、やな予感はしていた。でも彼女の頼みだからしょうがなく了解した。 「食べる時は二人で食べようね!」 「うん!」 歩いていからいつもより時間が長く感じ、会話もはずみ、約束もした。
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