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「明日初デートだね。」
「うん!」
彼女の言った言葉には期待しているように感じる。
「晴れだといいね。」
「今日てるてる坊主やっとくよ!」
そう俺が言うと、彼女は楽しそうに俺に言う。
「昌俊の考えることあたし好きだな。」
「どういうこと?」
「なんだか、考えなさそうなことを言うから」
それから会話がしばらくなく、手を繋ぎなから俺は恥ずかしいがっていた。なんだか幼い考えのような気がしたから。
「一つ、一つが優しい感じがするの。純粋で人のことを大事に思ってる。」
「そうかな。」
「あたしは、そう思ってるよ。てるてる坊主のことお願いするね!あたしもつくるから。」
俺も彼女が答えてくれる返事にも優しさを感じる。
そして幸せにしてくれる。彼女自身、気づいてないかもしれないけど俺は何度も幸せと感じた。
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