光のような努力と暗闇の中の雨

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朝、空の色は青く雲が一つもない。快晴だ。 「よし!ナイスだ!てるてる坊主!」 俺は喜んでいた。そのあと部屋の時計を見ると、唖然とした。 遅刻だ。 今日は八時にいつもの公園だったのだか、今の時刻は約八時になる五分前だった。 俺は今までにないあせりようと、速さで支度をした。 なんとか、準備は終わったが家を出る頃には八時だった。 「ああ、最悪だ。初デートなのに!」 彼は自転車をいつもより早く飛ばし、公園に向かった。 彼が公園に着くと、人影がなくだれもいなかった。時計を見ると約束の時間から七分過ぎていた。 「終わった・・」 心の中で呟いていた。
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