34人が本棚に入れています
本棚に追加
「やったよ!昌俊!」
「やったね!」
彼女も嬉しそうだったが、内心俺の方が嬉しかった。まさか取れると思わなかったからだ。
「なんかこのクマ亜美に似てるね!」
「本当に!」
なんだか遅れて来た代わりにお礼ができてよかった。亜美はプリクラのある方へ向かいだした。
「プリクラ撮ろうよ!」
「そうだね!」
俺はあまりプリクラの機械選びは得意じゃなかった。反対に彼女の方はプリクラは慣れてる感じでいい機械を即答する。
「これにしよう!」
二人は中に入り、撮る体制になる。背景などはほぼ亜美が決めていた。たまに俺も。
「じゃ、最初は好きなポーズで!」
「わかった!」
彼女はやっぱり可愛らしくポーズをして、俺はピースをした。
「じゃあ、次は変顔しよ!」
「え?!」
昌俊は心の中であまり変すぎる顔はやめとこうと思った。
最初のコメントを投稿しよう!