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空模様はちょうどオレンジ色のような感じになっていた。太陽も少しずつだがしずみかけていた。
砂浜の方へ行き、夕日のほうを眺めていた。
「昌俊は海好き?」
「結構好きだよ。特に外国の海はもっと好きだよ。」
「外国ってどこの?」
「フランスのニースって所。」
「どんな海なの?」
「知りたい?」
「うん!」
「教えない!」
昌俊は彼女にそう言うと急に走りだした。
「ちょっとなんでよ!」
亜美も同じように走りだし、彼を追いかける。
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