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「「「2ヶ月も!?」」」
「はい・・・」
私は、ここ、歌舞伎町にあるとある団子屋で働いています。
実はここ2ヶ月、団子屋からの帰り道に、後ろから誰かにつけられているのです。
「それで・・・。つけられてる他に何かされていませんか?」
「はい、あの・・・。き、昨日・・・私の家のカギ穴に・・・き、傷が・・・」
「そ、それってこじ開けようとしてるじゃないですか!」
「大変ネ、奈緒!他には何かないアルか!?」
「そ、そうですね・・・。あ・・・ま、窓・・・。」
「窓がなんですか!?」
「あ、ぇと・・・。窓に、ひ、ひびと、窓のカギが・・・こ、壊れかけてて・・・」
「なっ!それ、最悪に悪質じゃないですか!!」
そう言って、新八くんは身を乗り出した。
「それ、僕たちが何とかします!ね、銀さん!!」
新八くんはそう言うと、隣にいる銀髪の天然パーマさん・・・坂田さんの方を向いた。
「おう、万事屋銀ちゃんに任しときな。」
坂田さんにそう言われたら、ホントに何とかなるような気がした。
どうして・・・かはわからなかったけど。
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