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「へ~、じゃあ銀さん、奈緒さんのストー・・・」
「ちっがう!!あれはほら、その・・・し、身辺警護だ」
「それじゃゴリラと一緒アル」
「うわ、それ傷つくよ、神楽ちゃん・・・」
「知らないアル」
どうやら坂田さんは、私がストーカーにあっていないか確かめるために、仕事を引き受けてからずっと、バイト帰りの私の後をつけていたみたいです。
「でも、そのおかげで今日は助かりましたし。ありがとうございました」
「いやいや、どーってことないから」
「そうアル、ストーカーに礼なんて言うもんじゃないアル」
実際何回か、私のストーカーを撃退してくれたそうで、本当にありがたいです。
それで、私の想いがどうなったかというと・・・。
「あ、神楽、新八、奈緒家族になるから」
「「ブフーーーーーーッッ!!!!」」
「わあっ!た、タオル・・・!!」
無事に想いを受け取ってもらえて、一緒に万事屋に住まわせてもらう事になりました////
「ええっ!?奈緒さん、正気ですか!?」
「新八、それは俺に対して失礼だ。」
坂田さんも私の事を想ってくれていたみたいで、本当に幸せです!
「というわけで、」
そう言ってにやりと笑った坂田さんが私を引き寄せて、
「よろしく、奈緒ちゃん?」
いちごミルク味の甘いキスをくれました。
end☆
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