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仮想20世紀
科学が急激に進歩したこの星で、未だ謎を解明することの出来ない種族がいた。
何百年も前に出現したという、【魔能力者】その者たちは人の姿をしていながら、自然現象を自在に操るなど、現時点の科学では説明することの出来ない能力を使う、人と同じカタチをしていながら、人と違う理で生きる者たちだ。
ある者は彼らを崇拝し、ある者は彼らを化け物だといった。
彼らは、自らを【魔人】と名乗り、新たな種族だと言う。
しかし、半数以上の人類は、彼らをみとめようとはしなかった。
何百年も昔はじめて、人間が魔人を滅ぼそうとした、1年の戦争、通称悪魔聖戦。
それは、圧倒的な数における、人間の勝利。になるはずだったが、現実は大きく異なり、彼らは、戦争に勝利し西洋の地に国を建国してしまう。
2011年現在、魔人の国【アルタシア王国】は、現在も存在し続け、未だ世界の人々から、恐怖と崇拝を受けていた。
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