ふぁ~すとプレゼント☆ハプン

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☆ 充輝が学校で部活をやっている頃、充輝のベッドの下に掃除機をかけていたリサは、引っかかるものを感じて首をひねった。掃除機のスイッチを切ってしゃがみ込み、ベッドの下に手を伸ばす。 掃除機の吸取口に当たって掃除を阻害していた障害物は、数冊の雑誌と文庫本だった。少女マンガ雑誌、それに小説。大事そうにベッドの下に隠されている。 何の気なしにマンガ雑誌を開いたリサの目に飛び込んできたものは、裸の女の子のきわどい絵だ。 「ふぅん?」 少女マンガだと思い込んでいたリサは、不思議そうに目を見開く。 これが本物の姉ならば、弟が隠しているエロ本には知らないフリをしてくれることだろう。仮に弟のエロ雑誌を読む姉がいたとしても、弟のプライドに配慮して、コッソリと覗き見る程度にとどめるに違いない。 だが、サンタの娘である彼女には、そうした気遣いは一切ない。ベッドの上に飛び乗ると、パフッと音を立ててうつ伏せになり、ルンルンと雑誌をめくる。掃除の途中であるとか、弟の部屋だとか、そんなことは彼女の頭からはとうの昔に消えている。 【きゃあんっ。いや、そ、そんなことしないで…】 【オナニーしてるなんて可哀想、お姉さんが教えてあげるわ】 【んっ、んっ、はぁっ、ああっ、チ×ポ好きぃっ!! し、子宮に当たるぅっ!!】 男にとっての夢の世界で、女の子たちは秘部をさらして、あんあんと声をあげている。 『充輝くん。こういうことがしたいのかな?』 一つ目のお願いを叶えてからのことになるが、二つ目のお願いとして彼は、「可愛い恋人が欲しい」と言った。恋人というのはつまり、こういうことが出来る相手ということだろうか。 『セックスって楽しそうね。いいなぁ。私もやってみたい』 セックスシーンでは、せいぜいペニスと手の絵が描かれている程度で、男の人の絵はほとんどない。 だが、女の子たちはいかにも気持ちよさそうに身体をひねり、トロンとした表情を浮かべている。見ていると、なんだか妙な気分になってくる。 『あれれ?どうしてかしら?なんだか身体が熱いわ』 リサは、自分の身体に起こる変化に戸惑っていた。身体の芯が熱くなり、胸がドキドキして乳房の内側がキュンと疼く。 【だめぇっ。おっぱい、感じちゃうっ】 乳首を指先で摘まれてのけぞっている女の子の絵を見たリサは、目を見開いて小首を傾げた。
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