245人が本棚に入れています
本棚に追加
蜜に濡れた桃色の粘膜がヌメヌメと輝いている。ヒダヒダがみっしりと合わさった小さな入口がヒクつく様が見て取れた。
自分の秘部は、マンガとは全然違って生々しかった。
「ダ、ダメ、こ、こんな…ダ、ダメ…恥ずかしい」
リサは膣口にそっと指を入れた。ちゅるちゅると指に吸いついてくる粘膜の感触に驚いてしまう。本能が命ずるままに、狭い膣内を指の腹でこする。
『わぁ、すっごく狭い…あれ? 違うわ、奥の方が広くなってる…。狭いのは入口だけなのね』
下腹の奥がキュンキュンしこる。痛いような苦しいような、それでいて気持ちいいような不思議な戦慄におののいてしまう。
鏡が邪魔になり横にどけたとき、鏡の下に置いておいたエロマンガのページがめくれた。
【いひひっ、奥さん。あんた子宮が感じる体質なんだろ?】
フキダシの文字がチラッと見える。
『これ、子宮?』
リサは下腹を手のひらで押した。平らなお腹の下のほう、恥丘がはじまるすぐ上に、コリコリ硬い何かがある。鶏卵ぐらいの小さなものだ。手のひらで押すとわかるのだが、下腹のなかでそれがコリコリにしこっている。
自分の下腹を手で押していると、胸が痛く息苦しい気分になった。
『やだっ。おっぱいがヘン……』
リサは、もう片方の手で再び乳房を揉みはじめた。
「あんっ。や…ど、どうして……ぁあん、あっあっ」
さっき触ったときはこれほどに感じなかった。花芯に指を入れたまま、乳房をいじっているせいだろうか。もう意識は秘部よりも、乳房にいってしまっている。
先にも増して乳房は膨らみを大きくし、内側の芯が硬くなっている。さらに乳首も赤みを増して硬く尖りきっている。
リサは、両手で右の乳房を持ち上げるようにすると、顎を引き、いっぱいに舌を伸ばした。舌先が乳首に触れる。
「んっ……ぺろっ…ちゅるちゅるっ……んっんっ…はぁ」
興奮して尖りきった乳首を舌が掃く感触は、恐ろしく気持ちがよかった。唾液が乗った熱い舌の先端が、乳首をヌルヌルと這いまわるとき、背筋にゾクゾクするような刺激が走る。
リサは、口のまわりを涎まみれにしながら、左の乳房にも舌を這わせた。
『ああ、なんて気持ちがいいの……』
最初のコメントを投稿しよう!